5月にはみかんの花が咲ます。とても甘い香りのかわいらしい白い花です。子どもたちにはみかん園に行く前に質問をします。年長年中さんには黙ってて貰い、年少さんに「みかんの花は何色だと思う?」と聞くと、たいていは「黄色!」という答えが返ってきます。回答の後、実際に花を見に行きます。
幼稚園の自然観察園は無農薬栽培なのでいろいろな虫を見つけることができます。年長の子どもたちとアゲハの幼虫を見つけにみかん園へ行って、見つけた幼虫を年中さんの部屋で飼育し(年長さんの部屋では黄アゲハを飼育します)、成長を皆で観察します。日に日に大きくなり子どもたちは興味津々です。そしていよいよ羽化したところで飼育ケースから自然界にかえします。
みかんは寒くなると甘さが強くなります。そこで、12月には子どもたちとみかん狩りをします。無農薬であることと旬の美味しさを合わせ持っているので、よそのみかんとはひと味もふた味も違います。そのみかんをみんなでもぎます。みんなで力を合わせて収穫したみかんです。沢山の収穫が合った時は、お家にお土産としてもって帰ってもらい、家族の皆さんにも召し上がっていただきます。