Posted by wpmaster | Posted in マツガネ台幼稚園での出来事 | Posted on 30-04-2022
命の不思議と自然の厳しさ
幼稚園の教室のテラスには子どもたちが種を蒔いた菜の花が育っています。
花が咲いていた頃にはモンシロチョウ
がたくさんやってきて、
飛び回っていました。
今ではほとんど花も散り、
今度は次の命を繋ぐ種を育むサヤが膨らんできました。
ふとテラスに面した年中の教室の窓を見ると、
何やら緑色の細長い生き物がいるではありませんか。
他にもいるのでは無いかと、窓やサッシを注意して見ると、
幼虫や既に蛹になったものまでいます。
そこで、年中の子どもたちが登園して朝の集いを終えた後で、
観察をしました。
子どもたちの目は小さな幼虫
や蛹に釘付けそして、
そしてそこかしこにもいることに気づき、
見つけては大喜びです。
卵から孵化して幼虫
になり、
さらには蛹になってゆくことに命の不思議を目の当たりにしていました。
一方、いくつかの幼虫
の周りには何やら黄色の泡のようなものがあり、
その中に白い繭のようなものが見えます。
子どもたちにこれはアブなどが、モンシロチョウ
の幼虫
の身体の中に卵を産みつけて、
それが孵化して餌としてお腹の中から食い破り、
外に出てから繭となっているものであると教えました
自然界では自分達の命を繋ぐために様々な営みがあります。
そして人も動物・植物の命を食べて自分を生かしています。
だからこそ、
命ひとつを大切にそして無駄にしないことを学んで心のどこかに刻んでくれた嬉しいなと思います。
#畑
#果樹園
#自然は楽しい
#自然から学ぶ
#温故知新
Posted by wpmaster | Posted in マツガネ台幼稚園での出来事 | Posted on 28-04-2022
日本人にとってお米は主食
というだけでなく、
育てることで様々な文化の元となり、
工夫や学びのきっかけになっています。
去年のさくら組のお兄さんお姉さんたちから種籾を譲り受けた年長の子どもたちの、
お米プロジェクトが始まりました。
まず初回は作物としてのお米
の素晴らしさ、
そして稲藁まで日本人の生活文化に深く関わっていることを知りました。
そして2回目は種籾として中身の詰まったものとそうで無いものを分けるための様々な工夫を実験して、
目
で見て、舌
で感じました。
今年の子どもたちも、とっても楽しめそうです
#畑
#果樹園
#自然は楽しい
#自然から学ぶ
#温故知新
Posted by wpmaster | Posted in マツガネ台幼稚園での出来事 | Posted on 02-12-2021
お米と籾殻を分けました!
前回、籾摺りしてお米から籾殻を剥がすことができました️!
しかしこのまま炊いても籾殻は…まだ美味しそうには見えません😗
籾殻は外さなくてはいけませんよねお米と籾殻を分けるにはどうしたらいいんだろう🙄️️
種籾を選別したときには塩水を使いましたが、ここで水に浸けたら腐ってしまうし、砂のようにふるいを使ってもお米をきちんと分けることはできませんでした。昔の人もきっと考えたことでしょう。
そこで幼稚園でもみんなで考えました冬が近づくと🌪️北風が強くなり落ち葉を吹き飛ばしますが、小石はそのままふむふむ!これは使えそうです🤔
実際にやってみると風の力で籾殻が飛ばされお米が残ります。
自然の風を待つのではなく風を起こして籾殻を飛ばせばいいそうして作られた道具が唐箕(とうみ)と言われる農機具ですが、幼稚園にはさすがにないので、身近にある風を起こす機械扇風機を使って仕分けしました。
扇風機の風で籾殻が吹き飛ばされ、お米だけがバラバラといい音でそれを受け取める箕に落ちます籾殻がなくなったら3分の1くらいに減ってしまいましたが、上手にお米だけが残り子どもたちは大喜びでした
子どもたちとみんなで取り組んできたお米プロジェクトいよいよゴールが近づいてきました!