マツガネ台幼稚園の果樹園ではこの季節、栗以外にも実りの秋を感じさせる作物が沢山あります。そこで、年長の子どもたちは栗拾いの後に果樹園内を探検して秋の実りを観察してきました。柿はまだ緑色の実ですが大きく育っています。子どもたちにとって昨年度の活動の柿狩りとその後の試食では特に渋柿のインパクトが強く、今となっては楽しい思い出となっていました。その渋柿も工夫することで美味しくいただくことができることを知ったのは大きな感動として記憶に残っているようでした。他にも果樹園内には自然の食紅であるクチナシやクルミの実も育っています。特にクルミはブドウの房の様な姿に興味津々で観察していました。クルミは果肉は食べることはできませんが中の大きな種を割ると濃厚で美味しい仁(じん)と言われる部分を食べることができます。今年はせっかなので、新しい実が熟して落ちたら収穫して種を割り仁を使ってお菓子を作ろうと思います。子どもたちもとっても楽しみにしてくれたようです。