10月1日に運動会も終え秋らしさが一変に進んできました。
幼稚園の稲🌾は頭を垂れて収穫どきを迎えました。
バケツ🪣田んぼのままで稲刈りでは茎が短くなってしまうので、バケツ🪣から取り出します。
そのままでは簡単に抜けないのですが、
某お菓子メーカーのプッチンプリン🍮よろしく稲を持ってバケツ🪣との間に少し隙間と作ってやると、
あら不思議、シュポッという音と共に美しい形の土の塊と共に抜けました。
根っこがびっしり張って土をしっかりささえてくれていて、まさに泥のプリン🍮で子どもたちは大喜び。
その後畑に入って稲刈りをします。
ものを切る道具は
薄い紙ならハサミ✂️、野菜なら包丁🔪、木ならノコギリ🪚といろいろありますが、
稲を刈るにはそのために工夫された道具のノコギリ鎌です。
左手で稲を束ね、右手にノコギリ鎌を持ち自分の方に引っ張るだけでザクザク切れます。
その手応えに再び大喜び。
刈り終えて稲は天日干しをしますが、そのためには稲を束ねないとできません。
そこでも一工夫、少し湿らせて柔らかくした稲藁数本をくるりと稲の束を巻いてやると、
まるで紐のようにしっかりと括ってくれます。
イネ科の作物の茎や葉はひっぱりに対してとっても強いことを利用して、先人は縄をなったり、そこからワラジなどの生活用品を作ったりしていました。
縄にしなくてもこんなにしっかりと稲を束ねることができて子どもたちは、とっても驚いていました。
束ねた稲は自然観察園のフェンスにハザ掛けして干します。
そして、鳥たちに食べられないように網をかけて、最後に「美味しくなあれ!」のおまじないです。
おまけで、稲でしたように稲藁で子どもたちの手首を括って、
どれほど丈夫かを、そして簡単に解けること体験してもらいました。
稲刈りの中にも日本人の工夫が詰まっていますね。
#クッキング