鳥に食べられないように網をかけて幼稚園の教室の外の軒先に陰干ししておいた渋柿が、北風に吹かれて、すっかりしぼんで少し黒ずんでいます。
いよいよ食べ頃を迎えたんです。
縄で吊るしてあった柿を手で触ってみると、「ぷにゅぷにゅだね!?」「やわらか〜い💕」と大喜び。
そしていよいよ包丁で切ってみんなでいただきます。
もとは渋柿であることが脳裏をふとかすめますが、先生を信じて口に運びます。
すると、皮は乾いてしっかりしていますが、中はトロッとしてとっても甘くて子どもたちは、あっという間に平らげてしまいました。
しぼんでいても元々の栄養はそのまんま、だから食べ過ぎはてはいけません。
干すことで渋は抜けた上甘味が増すは日持ちはするようになるはで、干し柿は良いことづくしで昔の人たちの工夫の塊でした。
#クッキング