年長の子どもたちが育てている稲の根本から

新しい茎がたくさん出てきて、いよいよ花が咲き始めました🌸

鈴花とも言われる稲の可愛らしい花には

花びらはありませんが、籾（もみ）が割れ

雄しべが顔をのぞかせ、中の雌しべに花粉を飛ばします🌱

そして籾の中で受粉されると、お米が育ちはじめるのです🌾

幼稚園は今お休み期間ですが

自由登園でやってきた年長の子どもたちと一緒に観察をして

その後バケツ田んぼの水面に浮かんでいる

水草をとってお手入れをしました🌟

このまま元気に大きくお米が育ちますように😊

暑い夏になると、どうしても口当たりのいい冷たいものを食べがちになりますね🍧

しかしお腹を冷やすものばかり食べていると、食欲が落ちてしまうことも😢

そうなんです、冷たいものばかり食べていると人間の体は調子が悪くなってしまうのです😨

そこで、幼稚園では自然観察園で収穫した玉ねぎ・ジャガイモ・にんじんに加え、

ナスやピーマンなどの夏野菜をたっぷり入れたカレーをみんなで作っていただきました🍛🌟

前日の準備では、年中さんはにんじんを収穫して亀の子たわしで洗い、

年少さんは玉ねぎの皮を剥くお手伝いをしてくれました💪

そして当日、年長さんは自分たちで育てて収穫したジャガイモをヘチマたわしで洗い、

栄養の一番ある皮は剥かないで、煮込んだ時に溶けないよう、大きめに包丁で切ります。

年中さんはにんじんの皮をピーラーで剥き、包丁で半月切りやイチョウ切りにしました。

そして駐車場に集まってカレー作りを始めます🍛

レンガを使ったかまどに、子どもがすっぽりかくれてしまうほどの

大きな羽釜（はがま）を据え付けます。

薪に火を点け牛脂を入れるとチリチリと音が聞こえてきます🔥

そこに引き豚肉を入れて炒め、そのあと玉ねぎを入れていきます。

玉ねぎをたっぷり入れて炒めると甘みが出てきます😊

玉ねぎから甘みが出てきたら、煮崩れを防ぐために根菜を炒め、

お湯を注いで「おいしくなあれ」のおまじないをしてしばらく煮込みます🥘

柔らかく煮えたところで、再び駐車場に集まって蓋をとると、

白い湯気が立ち登るとともに、いい香りが鼻をくすぐります😊

そこへ夏野菜とカレー粉、そして仕上げのスパイスを入れてひと煮たち、

今度はカレーの香りが漂い、出来上がりです🍛✨

この日は雨降りだったので、それぞれの教室に戻っておいしくいただきました🌟

おいしいカレーライスをいただいて、お腹の中からぽっかぽかになりました☀️

今年も野菜たっぷりのカレーライスで、エネルギー補充ができてよかったです😊💪

幼稚園では毎年７月に子どもたちが収穫した、

玉ねぎ・ジャガイモ・にんじんなどを使ってカレーライス会を行います🍛！

今回はそれに先立って、年長さんの子どもたちが

収穫したジャガイモを洗うためのたわし作りをしました🌟

たわしの材料は、年中さんの時にテラスで育てたへちまです🌱

収穫した後ずっと干したままになっていて、

すっかり忘れられていましたが、いよいよ出番がやってきました💪

大きく育ったヘチマの中には、たわしになる繊維がびっしりと育っていますが、

実が青い時は、そのままでは繊維を取り出すことができません。

一方カリカリに乾いているヘチマは、振ってみるとマラカスのように楽しい音がでますが、

皮を剥がそうとしてもパリパリと小さく千切れてしまい、簡単には取り出せません。

そこで、先端を開いて種を出した後、乾いたヘチマをしばらく水に浸し、

皮を湿らせると丈夫になってバナナの皮のように剥けるんです✨

子どもたちも綺麗に皮を剥くことができ、楽しくたわしを作ることができました😊