日本では昔から新しい年に幸せを運んできて下さる歳神様を迎えるために、
年末に様々な準備を行います。
その一つの伝統行事の餅つきを幼稚園で行いました。
普段食べているお米とは違う餅米という特別なお米を蒸して、
臼と杵で着くと粘りの強い真っ白な塊の餅になります。
幼稚園ではホールに子どもたちが集まり、
せいろで蒸して石の臼と樫の木の杵でつきます。
蒸された餅米の入ったせいろが運ばれて、
蓋を開けると真っ白い湯気が立ち上りとってもいい香りが漂い、
子どもたちから「わ〜!?」と声が上がります。
臼に移して、最初は杵でこねてその後ぺったんぺったんとついてゆきます。
そして年長の子どもたちもお手伝いします。
重い杵を力を合わせて持ち上げてお餅つき。
一臼目がつき上がったらまずは鏡餅作り、のし板に餅とり粉を打ってその上でお餅の形を整えます。
その後はご相伴、つきたてのお餅にきな粉をまぶしていただきます。
二臼目も年長さんはお手伝い。
全部で三臼つきましたが、見事完食。
元気もりもりになりました。
みんなの教室にも鏡餅をお供えしました。
元気に新しい年を迎えられそうです。
#クッキング