昔から日本では良い稲を育てるために先ず良い種籾を選んでいました。
種籾は外から見ても中が詰まっているかスカスカかは、わかりません。
そこで塩を使っていたんです。
川より海の水の方が身体が浮かび易いことに気がついた昔の人は
塩水を使って中身の詰まった重い種籾を選び、それを育ててきました。
同じことを幼稚園の子どもたちと実際にやってみました。
空っぽのペットボトルとそうでないものは見た目は大して違いません。
でも手で持ってみたり、水に入れてみると違いは歴然。
水に沈んでいた卵も塩を入れて溶かすとあら不思議ぷかぷか浮かび始めます。
その塩水に種籾を浸してかき混ぜると浮くものと沈むものに分かれます。
こうして中身の詰まった種籾を選ぶことができました。
その後、しっかり水で洗って種まきの準備をします。
来週がとっても楽しみです。