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自分たちの身近なところにあるものでも、様々な力を秘めた物がたくさんあります。
その中でも普段の生活になくてはならない物が「塩」です!
年長さんのさくら組の子どもたちは去年梅干しを作りました。
その時、まず初めに梅と一緒に桶へ入れたのがお塩です。
漬けて何日か経つと梅から黄色味がかった透明な液がでてきます。これが「梅酢」です。
一方赤紫蘇を塩と一緒に揉むと濡れてなかったはずなのに、濃い紫色の汁が出てきます。これは「灰汁(アク)」です。
実は、塩は果実や葉っぱから水気を放出する力があるんです!
そうすることで、物を腐りにくくするのです✨
今回はお米プロジェクトで、中身の詰まった種籾を見つける実験をしました🌱
まず水道の水を入れた水槽に生卵を入れます。すると、生卵はすーっと水の中へ沈んでいきます。
次にビーカーに同様に水を入れて卵をいれるとやはり沈みます。
本当に塩かどうかの味見をし、混ぜて溶かすと…なんとぷかぷかと浮かび始めるのです!
この塩水につけると、中身の詰まっていない種籾は浮き、詰まっているものは沈んだままになるのです。
ぷかぷかと浮かぶ種籾と底に沈んだ種籾を見た子どもたちはびっくりとした顔をしていました☺️
これは、川で泳いだ時と海で泳いだ時で浮かびやすさに違いがあることに気づいた人が、種の選別に応用した工夫で昔から日本では行われている素晴らしい知恵なのです💪
最後にみんなで世界で一番しょっぱい水でできたヨルダンの死海で人が浮かぶ動画を見てさらに驚いていました😋
その後、給食の時間に初めてナスを塩もみしたものをいただきました🍆
塩で揉んだのに何故か甘味が増して美味しくなっていて、三度びっくりでした!
塩は料理においては素材を活かす力も持っている優秀な調味料ですね✨